偽悪役者
「静音ちゃん、将来の夢とかないのか?」
篠宮と出会って2年が経ち、静音は中学3年生の夏を迎える。
宿題ついでに、篠宮の家で素麺を食べていた。
「夢?特にないけど。」
「やりたいこととかないのか?成績良いんだし、結構高校選べるだろ?」
「高校…うーん…」
「就職ならそれでもいいが、ご時世難しいだろ?」
やりたいことと言われても、静音は特に思い浮かば無かった。
高校にしても就職にしても、適当に決めれるものではない。
「…警察官にはどうやったらなれるの?」
「なんだ、警官に興味があるのか?」
「興味というか、篠宮さんや要さんと一緒にいたら楽しいから。そうできたらいいなって。」
警察官がどのような仕事をしているなんて詳しくは知らないが、篠宮や要と働くことが出来るならば楽しいに違いないと2年間過ごしてきて静音はそう思う。
「…そうかそうか!それは嬉しいことをいう。」
「(篠宮さん、顔がにやけてる…)」
警察官という職業よりも自分とのことを思っていてくれたことが感慨深く、静音が言葉を発せないほど嬉しさのあまり篠宮は顔がにやけてしまった。
篠宮と出会って2年が経ち、静音は中学3年生の夏を迎える。
宿題ついでに、篠宮の家で素麺を食べていた。
「夢?特にないけど。」
「やりたいこととかないのか?成績良いんだし、結構高校選べるだろ?」
「高校…うーん…」
「就職ならそれでもいいが、ご時世難しいだろ?」
やりたいことと言われても、静音は特に思い浮かば無かった。
高校にしても就職にしても、適当に決めれるものではない。
「…警察官にはどうやったらなれるの?」
「なんだ、警官に興味があるのか?」
「興味というか、篠宮さんや要さんと一緒にいたら楽しいから。そうできたらいいなって。」
警察官がどのような仕事をしているなんて詳しくは知らないが、篠宮や要と働くことが出来るならば楽しいに違いないと2年間過ごしてきて静音はそう思う。
「…そうかそうか!それは嬉しいことをいう。」
「(篠宮さん、顔がにやけてる…)」
警察官という職業よりも自分とのことを思っていてくれたことが感慨深く、静音が言葉を発せないほど嬉しさのあまり篠宮は顔がにやけてしまった。