生徒だけど寮母やります!2

「..........」

「..........」


それから暫く沈黙が続き


えっと.....

景はこの破廉恥な状況を再認識した

ライの入浴中に浴場に入ってきて、ちゃっかり座って話し込む自分が急に恥ずかしくなる


よく考えるととんでもない状況なんだった.....!

「ごめん、出てく!掃除はライが出てからにするから!」

「え?」

景は立ち上がり、バッと床に転がっていたブラシとバケツを取ると早足で立ち去った


「また転ぶなよ鈍臭」

ライは湯に浸かりながら嫌味ったらしくそう声をかけてくる


くそ!!!

景は背中で怒りながら浴場のドアを開けると、思い切りドアを閉めて浴場から出て行った

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