生徒だけど寮母やります!2

妖術結社


先程、千加から教えてもらった、恐らく爽馬の家系が関係しているのではないかと思われる組織の名前を、景は頭の中で呟く


「ねぇ、ライ」

「..........?」

「妖術結社って、MAの妖術系統板ってこと?」


ライはそんな彼女の疑問に頷くと

「俺もそう思った」

と呟いた

「やっぱり.....」

「いっちーとか咲夜とか、あっちの奴らは妖術結社の事は知ってるみてーだったな。俺らがMAの存在は知ってたように」

「そうだね」


景は顎に手を当てて頷くと

「 小高家が妖術結社の犬.....って言われても、別に悪い組織だとは思わないし、なんかピンとこないね」

と首をかしげた


むしろ.....

「妖術系統を統括して治安を維持するのが目的なのが妖術結社なら、爽馬はなおさら伊吹グループに侵入したりはしない」


ライに思っていた事を言われ

「それだよね.....」


と景は頷く
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