エリート医師に結婚しろと迫られてます
「お話はそれだけですか?
それじゃ、森谷さん」
私は立ち上がった。私を引き留めるために何か言わなくてはと、格闘してる彼をどうぞと部屋の外に導こうとした。
彼は、驚いて私を見る。
「麻結?ちょっとまって。話はまだ終わってない」
彼は、私の様子がおかしのに気が付いて私の体を抱きしめた。
「確かに…君と関わることを勝手に決めたのは悪かった。
だって、最後には僕のものになるって自信あったし。君だって僕のこと嫌いじゃないだろ?」
間違ってないだろう?って顔。
まったくもう、なんて自信たっぷりなの。
頭にきた。
「森谷さん…本当に私の事気にしないで。
父がそれでいいって言ってるんだし。
私はそのうち嫁に行って、ここを出て行く人間だもの」