エリート医師に結婚しろと迫られてます
なにこれ。
すっとして真っ直ぐな鼻。
顔のパーツの中だと目立たないけど。少しも歪んでない。
そして、口。
顔の中で一番好きなところ。
もちろん、目も素敵だけど。今は閉じてるし。
薄い唇。
そっと唇で触れてみる。チュッて音がして可愛い。
角度を変えて何度も試してみる。
「ああああっ!!もういったい何してるの!!小学生かよ」
「あっ」って声も上げるまもなく、
彼の手が私の後頭部をつかんでキスをした。
「誰が焦らせって言ったの…もう、限界。口あけて、早く」
「森谷さんちょっと、待って」
「森谷さんじゃないだろ、なに、その触れるか触れないか微妙な感じで、押し付けてくるの。やめろよ。くすぐったくて死にそうだよ」
どしんと横に寝かされ、彼のキスを受ける。
彼は自分の着ていたシャツも脱ぎ捨て、上半身裸になって私を目の前に座らせた。
「こっちに来て」
彼の前に座ると、顔の位置が目の前に来た。
彼は、私に微笑むと、
「さっきの仕返し」といった。