鈍感さんに恋をした。


「湯河原、これからの時間は、お互い別行動にしないか?」


「はぁ?!」


湯河原センパイが動揺して、ジュースが入ったグラスを倒した。


「あーぁ、やらかしたな。」


るうセンパイが呆れたように笑った。


結局、あたし達はお互い別行動をする事になった。


分け方が、麻里子ちゃんと美緒ちゃんと男子の先輩2人、麻琴と颯斗センパイ、楓とるうセンパイ、あたしと湯河原センパイの、計4つに分散された。


あたし、湯河原センパイとなの…?


「莉愛、頑張って~!」


麻琴と楓から、声援来たんだけど。


それに…


さっきからのこの胸のドキドキは何?


あたしは、突然の事に動揺していた。






< 18 / 226 >

この作品をシェア

pagetop