伝えたい。あなたに。
『だって?だって何?』



『先生の意地悪!』



私はそう言ってベッドに潜り込んだ。



耐えられないから、先生の笑顔に。



悲しくもないのに




涙が出る。




『ゆうか?




泣いてんの?』




『グスッグスッ.....』




ギュッ



先生の匂いに包まれた。




先生






大好き。



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