プリマネ!恋はいつでも真っ向勝負
「集合!」


ノックが終わって、ボールを集め終わると敦士が腕を組み、集合をかけた。

なんでアンタがしきってんの?

いきなり今日部活にきたばかりの茶髪パーマの集合にも、いちおう集まる野球部員たち。
さすがみんな根がマジメ。


「おせーんだよ!タラタラ歩いてんじゃねぇ!
俺が集合っつったら五秒以内にこい!」


いやいや、五秒以内にこいってアンタ何様よ?

バット片手にしきりだした敦士に突っ込みを入れる前に、敦士の気迫に押されて、は、はいと小さい声で返事をする野球部員たち。


「普段からチンタラやってっから、練習に気合いが入らねぇんだよ!そんなんで甲子園行けると思ってんのか!」

「こ、甲子園......?」

「え......?」


敦士が禁止ワードの甲子園をいとも簡単に口にしたことで、部員たちに動揺が走る。

あーあ......、いきなり甲子園って言ってもみんな引いちゃうからタイミング見て言おうと思ったのに、全部ぶち壊してくれたよこいつ。
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