シュールな関係
トラップ
朝は俺と姉ちゃんの大切なコミュニケーションの時間だ。

昨日は俺と同じ年の大和という社長の息子と飲みに行く、って話し出した。


ゆっくり飲んで来れば?、と勧めたら

『適当にあしらって早く帰るに決まってるじゃない』

そう言って出かけたたくせに…帰って来たの余裕で12時を過ぎてたよね?


俺が心配をしてたのに連絡もなく、テンション高くて超嫌がいいし。

まぁ 姉ちゃんが大丈夫で俺は安心したけど…。


この場合は大和が一歩リードした感じなのだろうか?


一之瀬さんも行動に出始めたみたいだと感じたのは昨日
 
【これから俺と一緒に昼飯食べるから弁当は作らなくていいから】と電話があった。



もう6時だな 

姉ちゃんの二日酔い対策に濃いめのブラックコーヒーとお粥を用意する



「オハヨ・・・」


二日酔いの姉ちゃんが風呂から辛そうに小声で出てくる

その顔・・・まだ酒かなり残ってるな。


おれはコーヒーと梅粥を用意して、姉ちゃんの前に置き、じっと顔を見る。


毎度ながらの姉ちゃんの告白タイムだ

俺たちの間には嘘はない。



「えっと・・昨日の報告だよね」

姉ちゃんはお粥をグルグルかき混ぜ俺を見る。


こくりと俺は頷き尋ねた

「大和っていい人だったの?」


「意外といい奴でね友達の一磨って子を連れて来て―――、」


新参者の一磨と言う男が増え、詳しく話す姉ちゃんは意外に楽しそうで俺はちょっと意外だった。

話を聞くと大和は絶対に姉ちゃんに気があるような気がする。


「姉ちゃん 大和に告白されたの?」


「されないよ///」

そういう姉ちゃんの顔はまんざらでもなく顔が赤い

風呂上りから、お粥が熱いから…か?


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