シュールな関係


「んっ! 

この鴨フォアグラポアレのマンゴ風味 


天然海老のバジリコ風味 

ソ、ソテール…ヌワインソース? 


これも もう 最高!!」



「はははっ 

喰ってるモノの名前を覚えれねぇなら

無理して言うなよ!」

だって初めて食べるものだから、と言いながら

美味そうに喰う奈緒を見て思わず笑いが吹き出す



コイツは俺を社長の息子や

金持ちだとか色眼鏡で見ねぇ


だから俺は奈緒といるとすごく気が休まる。




今まで別に女に不自由してねぇし

モデルのような綺麗な女とも遊びつくした。



だけどいつもこんなに笑いはしない。


今夜は楽しく笑っている

それは疑いようもなく奈緒が一緒だからだろう。



俺、ワクワクしてる

自分でも感じるくらいテンションがムチャ上がってるし。



今日の奈緒はすんげぇ綺麗で唇が光ってるの見ると

キスしたくなって、何か俺の鼓動がドキドキと早くなってるんだけど?


酔ってるワケじゃねーぞ




「ん…?」っと視線を感じて奈緒が俺に向く。


心臓が跳ねるようで、マジでやべぇって!!



コイツと…目が合うだけで

思わず逸らしてしまいそうになるじゃねーか!


中坊みたいな反応して

こんなことってマジで俺にあり得るのか…!?





さっきから何回も綺麗とか言ってるし、必死になって



もしかして俺

うわ、ちょーかっこわりぃ…




このドキドキ感 ヤバいな



俺、マジで奈緒に惚れてるんじゃねーのか?

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