シュールな関係

決戦の日

10月の爽やかな季節

腰まであるロングの

ストレートヘアーに

合うシルエットが綺麗な

リボンがついたピンクのワンピース


ナチュラルで薄めのメイク


香水はほんわか香る程度


靴もブティックの白の

最新デザイン



翌日にも打ち合わせで

結局、買ってもらった

高級ブランドのバーキンのバッグ



フル装備するとわたしって

なかなかのお嬢様


清楚で可憐よね?



ふふっ わたしって

かなりいけてるじゃない?


一之瀬さん

わたしの魅力に気付いて

頼んだんじゃないのォ~



命令ぽく仕向けて

素直じゃないんだからぁ~


おニューの服に舞い上がり

さらにマックスに有頂天になりながら

窓から入る光の スポットライトを浴びて

鏡の前で一回転しながら全身をチェックするわたし。



 ガッツっつ!!


「痛って~~~! 

ねーちゃん何で蹴るんだよ」




私を見ていた晴人のお尻

を蹴り上げた。



「今わたし見て笑ったでしょ?」

だからそのお尻が

サッカーボールに見えてねぇ~」



「ねーちゃんのその性格が一番

ヤバいよ・・・


今までろくに彼氏

も作ってないのにそんな大役

務まるか俺心配だよ



せいぜい今日はボロ出さないように

終始おとなしくニコニコして黙ってるんだよ」

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