《完》闇を抱えた天才少女


そして、バラエティの撮影が終わり



ドラマの撮影も佳境になってきていた




そのとき私の中である大事件が起こった




それは、突然で


なんの予兆もなかった。





それは、ドラマの休憩時間のとき



大翔くんと2人で話していた。



「へぇ〜あの社長にスカウトされたんだ


すごいんだねぇ。」



「いえ、そんなことないです。」



「いいよなぁ〜」




「え?」



「ん?」



あれ?今、大翔くん何か言ったよね?



よし!聞いてみよう



「あの〜今、何か言いました?」



「え?もしかして俺の心の声


聞こえてた?」



「え?ココロノコエ?


私の目の前にいる大翔くんが本当の


大翔くんじゃないんですか?」



「そんな人この芸能界にはいないよ


みんな嘘で塗り固めて生きてる。


正直な人がこの芸能界にきたとしたら


この世界では生きていけないよ。



君みたいな正直な人が!


みんな、芸能界の波に飲み込まれる



いくら、私は私。とか


私は流されないって思う人ほど!」



最後をやけに強調して言われた。



「確かに私は思ってること全部顔に


出ますし嘘は嫌いです。

でも、そんな私がこの世界で生きれない

ってなんで分かるんですか?」


半分怒りモードで話した。



「きっと、いつか分かるよ。



俺はそうだった。」



「じゃあ、宣戦布告します!!


私は私のまんま

この世界で生き残ります!!

ううん、


誰もが知る有名な女優になります!!


勝負ですよ。見ていてくださいね」



そう、宣戦布告したんだけど

大翔くんが笑い始めた。


なんか、この光景前にも見た気がする…



「あ、の〜

どうかしました?」



「え?


だって俺に宣戦布告した人はじめてだし


有名な女優になる!勝負だ!

って言われても俺の本業アイドルだから

どう勝負するの?」


と笑いながら言われた



「あ…」


やっちゃった〜


いつも何も考えないで口が勝手に

動くから又やっちゃった〜



「まぁ、でも誰もが知るくらい有名に


なってみてよ!


そのままの晴ちゃんで」



「はい!」



「じゃあ、俺と晴ちゃんは今日から


ライバルだね!」



そう言うとどこかへ行ってしまった。






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