親指姫な彼女と普通の俺

準備をします

翌日 ゆっくりまぶたを開くと朝の光が差し込んでいた

「うー… うわ!」

携帯に目をやると、思わず声をあげた

'それ ぜってぇ 詐欺じゃねぇかよおおおおお'

言うまでもなく海斗であるが、このような怒りのメッセージがいくつか来ていた

「うわー こりゃ激おこだな ははは」

説明書をカバンに入れてホームセンターに向かう準備を始める

「えーっと どれどれ…」

'なるべくシンプルな植木鉢を 変な奴になります'

「なんで変なやつになっちゃうんだ… まぁいいか」

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