regret

隣に座る彼女は何やら気難しい顔をしていた。

「どうしたの。体調悪い?」

先ほどのクレープの食べ過ぎかだろうか、そんなことを考えて顔を覗き込もうとする僕。






「別れよう……」



突然、彼女から発せられた別れの言葉。

言葉の意味は分かるのに頭は理解しようとしてくれない。

僕は戸惑いを隠せぬままに、「何で……」
言葉の真意を問うように彼女を見つめた。



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