鈍感ちゃんと意地悪くんの初恋物語
「好きなの、とったらいいよ?
一番に、立花さんに選んでもらおって、みんな待ってるから」

「え? なんで?」

「ふふふ、本当に鈍ちんだね?
すごいこと、したんだよ?」

「え~、わかんないよ。
中川さんまで瀬田みたいなこと言わないでよぅ」

意味わかんない!
と首をかしげると、中川さんが微笑んだ。
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