幼なじみ≒恋人



俺が与える刺激に反応してくれて



最初は我慢してた
俺しか聞くことのできない甘い声ー…



上気した頬ー…



熱を帯びて白い肌がほんのり赤くなって




梨杞の全てが俺を惑わすー…




「春斗…大好き…」



「俺は愛してる…」



「…あたしも愛してるもん!」



今の俺にそんな事言うなよ
もう止まんないぜ?



そのあとは何度も何度も梨杞を求めたー…







俺の横で眠りについてる梨杞


こいつ途中で意識飛ばしちゃってさっ;;



「ちょっと…やり過ぎたか?」



だってな?


“今日は春斗のわがまま聞く日だから好きにしていいよ!”

なんて言うからとまんなくて…


「梨杞が悪いんだからな?目が覚めても怒るなよ?」



体にはたくさんの華が咲いてて
指で一つ一つなぞってくと

顔がにやけるのがわかる…



俺と梨杞が愛し合った証


梨杞が俺のものだって証



「ありがとな?最高のプレゼントだったよ…昔みたいに約束してやりたいけど…今の俺はまだガキで梨杞を幸せにできない…」


子供の頃と違って“結婚”って意味を少しは理解してるつもりだ

約束ならいくらでもできる

でも何回も約束すると本番の嬉しさが減るだろ?(笑)


それにそんな約束がなくてもお互いを信じ合える二人になりたいんだ



「だから俺の力で梨杞を幸せに出来るようになるまで待っててな?」


額に口づけて
梨杞を抱きしめながら俺も眠りについた
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