三回目のデート
*


 ゲーセン内にあるフードコーナーの席について、南琉の画像を探った。


「えーと……あ、あった。はい、これ」

「……わぁ、可愛い~……中三とは思えない愛らしさ」


 映見は南琉に釘付けになった。

 とはいえ、スマホに写っている南琉はピースはしているものの、相変わらずの無表情。これはこれで可愛いからいいんだけど、どうせなら昨日の笑顔を見せたかったなぁ~。


「はぁ……まるで天使みたい……こんなコが妹じゃあ、先輩が溺愛するのも無理はないですよねー」


 と、映見はため息混じりに言いながら、俺にスマホを返した。


「アハハ、でしょう?」

「うちの一輝なんて……見た目も中身も悪魔みたいだから……」


 やっぱりそうなんだ……と、思った。


「なぁ……その、一輝君の画像とかあったりする?」

「……えーと……それが……あったりするんです。前に一輝がふざけて、私のケータイで勝手に自分を撮ったやつが……」

「マジで?見たい見たい♪」

「ホントにすごいチャラいですけど……それでも、いいですか?」

「アハハ!ますます見てみたいな」

「じゃあ……」


 と、映見はバックからケータイを取り出して、画像を探った。

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