三回目のデート
「春樹の嫌いなヤツが、君のことを好きだったんだって。だから春樹は、君を振り向かせるだけ振り向かせて、こっぴどくフってやったって。
つまり……嫌いなヤツへの当て付けだったんだよな?春樹」
「……ウソ……」
耳を疑った。
「ハハッ、バカかお前ー!普通、本人の前で言うか?」
春樹君は、悪びれた様子もなく半笑いした。
「いいじゃん。小学生の時の話だろう?もう時効でしょ」
「えー。ハル君サイテー」
女のコ達はそう言うも、一緒になってクスクス笑っている。