三回目のデート
「前にハル君が話してくれたの。可愛いコからすごい好かれてて、卒業式の時に告白されたって」
「マジかよ、こんなコをフッたの?もったいねーな」
「……何、それ……」
すごく好かれててって……それ、なんかやだ。私のことを、そんなふうに話していたの?
指摘されたら、すごく居心地が悪くなった。
「俺の優しいところが好きだったんだってよ♪な、須藤」
「そっ……それは……」
やめてよ。昔の事なのに、みんなの前でさらし者みたいにしないでっ。
ひけらかすように話す春樹君に、ますます嫌悪感を抱いた。
「春樹のどこが優しいんだよ。あのさ、コイツ、ヒドイんだよ」
「え?……」
さらにもう一人の男のコが、春樹君の肩を組みながら言ってきた。