『あの時、君は……』
なっなんで!?
俺良い事したんじゃねーの!?
正直、かなりキョドる。

「彰ぁ……私、ね……」
「お、おぅ……」

俺の心臓はバクバクだ。

「私っ……夏休み前に……引っ越す事に、なったの……」

瞳の言葉に心臓が一瞬止まった気がした。
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