ゴールデン☆キャット
「み、見掛け倒しで味の保証はしないからね!? 不味くても文句は受け付けませんから!!」
「自分からやるっつっといてそれどーなの? お前マジうけんだけど。」
「要るの!? 要らないの!?」
「あはは、サンキュー。」
桐生君の笑った顔は何度も見た事がある。
でも今の笑った顔はお日様みたいにキラキラして見えた。
男の子の笑顔に見惚れたのなんて初めてだ。
「そ、それより、今日来るの遅かったね。 購買込んでたの?」
「あー……いや、途中知らない女に捕まった。」
「え!? 捕まったって何!? 何かされたの!? 大丈夫!?」
「『何かされたの!?』って……お前の発想力には驚かされるわ。」
「じゃあ目的何?」
「告られただけ。 断ったけど。」
「あ……そういう事ね。 断るなんて勿体ない。」
「好きでもない奴と付き合うとか時間の無駄。 めんどー。 意味無し。」
それって桐生君を好きになって告白したって実らないって事?
そう思うとほんの少し胸の奥がチクリとした。
「自分からやるっつっといてそれどーなの? お前マジうけんだけど。」
「要るの!? 要らないの!?」
「あはは、サンキュー。」
桐生君の笑った顔は何度も見た事がある。
でも今の笑った顔はお日様みたいにキラキラして見えた。
男の子の笑顔に見惚れたのなんて初めてだ。
「そ、それより、今日来るの遅かったね。 購買込んでたの?」
「あー……いや、途中知らない女に捕まった。」
「え!? 捕まったって何!? 何かされたの!? 大丈夫!?」
「『何かされたの!?』って……お前の発想力には驚かされるわ。」
「じゃあ目的何?」
「告られただけ。 断ったけど。」
「あ……そういう事ね。 断るなんて勿体ない。」
「好きでもない奴と付き合うとか時間の無駄。 めんどー。 意味無し。」
それって桐生君を好きになって告白したって実らないって事?
そう思うとほんの少し胸の奥がチクリとした。