ゴールデン☆キャット
お菓子作りをする様になったのは、友達が離れていって寂しさを紛らわす為だった。
きっかけはそれだったけど、今は純粋にお菓子作りが好きで時間があれば作っている。
「マジで上手いよ。」
「そっか……良かった。 ありがとう。」
「何で涼宮が礼言うんだよ。」
「分かんないけど、嬉しかったからお礼言いたくなった。」
「お前さ……。」
何か言いかけたと思ったら何も言わなくなってしまった。
首を傾げると「何でもない。」と言って桐生君は私の膝の上に頭を載せ、ゴロンと寝転がった。
「また何か作って。」
「いいけど……好き嫌いは?」
「ない。」
「分かった。」
気持ちよさそうに目を瞑っている桐生君の頭を撫でた。
眠っていると思っていたらまだ起きていて「お前の手、落ち着く……。」と言われてドキッとした。
「私も落ち着くんだよ。」とは言わずに、暫く頭を撫でていた。
きっかけはそれだったけど、今は純粋にお菓子作りが好きで時間があれば作っている。
「マジで上手いよ。」
「そっか……良かった。 ありがとう。」
「何で涼宮が礼言うんだよ。」
「分かんないけど、嬉しかったからお礼言いたくなった。」
「お前さ……。」
何か言いかけたと思ったら何も言わなくなってしまった。
首を傾げると「何でもない。」と言って桐生君は私の膝の上に頭を載せ、ゴロンと寝転がった。
「また何か作って。」
「いいけど……好き嫌いは?」
「ない。」
「分かった。」
気持ちよさそうに目を瞑っている桐生君の頭を撫でた。
眠っていると思っていたらまだ起きていて「お前の手、落ち着く……。」と言われてドキッとした。
「私も落ち着くんだよ。」とは言わずに、暫く頭を撫でていた。