七面堂の好々爺
扉を開けると鐘が鳴った。と仮定しよう。
なぁんじゃ、
辛気臭い顔しとるのぉ。
うるせぃ。
儂ゃ元からじゃい。
おーおー辛気臭い。
カビ生えそうじゃ。しっしっ!
じょーうだーんじゃろうが全く。
ジョォクじゃジョォク。
ちょっとしたジョォク。
ほれほれ座れぃ。
ちぃと綿が出とるくらいでなぁんじゃぁ
気にせんと座れぃ。ほぉれ。
おっと、馬鹿猫の飯の時間じゃ。
ちぃと待っとれ。
戻ったらお前さんに喝入れてくれる。
まー待っとれ待っとれ!
ジョォクじゃよ。
ちょっとしたジョォク。