嵯峨野夢譚(さがのむたん)

嵯峨野夢譚136

大急ぎで落飾受戒を済ませて僧都は加持祈祷のために
宮中に上がります。そこで僧都は祈りの後、中宮と薫の
愛人小宰相の前で浮舟のことをうっかり話してしまいます。

ついにそのことが薫の君の耳に入ります。
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