『笑って?』『大丈夫…一人じゃないよ』


「もう~」

「ごめんごめん」

「お土産忘れるって」

「期待したのに~」

「ごめん」

「でもさ~
こうやって無事に帰って
来たんだからさ」

「梨琉?」

「確かにそうだけど
じゃなーい…計画経てたなら
計画通り進むはずじゃん」

「そんなうまくいかないよ~」

「頭いいくせに?」

「それ関係ある?」

朝はこんな感じで過ぎて

「振られた」

「あんなに言ってたのに
振られたんだ~
恥ずかしいね~」

「あんたが
…あんたが別れないから」

「えっ昨日別れたけど?」

「えっ」

「人で振られた
言い訳しない方がいいよ
もっと恥ずかしいから」

「クスクス」

「まあ頑張れ~」

こんな感じで昼は過ぎて

待ちに待った放課後

「で…どうしたの?亜香里」

「私…彼氏出来た~」

「えっ」

「ええええええぇぇぇぇ~」

「それともうひとつ」

「はいこれ」

「私からもあるよ~」

「えっ何コレ?」

「お土産~」

「私達からの、ね?」

「忘れたって」

「驚かすための嘘」

「これ可愛い~」

「梨琉あれ買ったんだ」

「うん…はい亜香里」

「え?私にも?」

「そのために
亜香里に内緒に
してたんだよ?」

「可愛い~」

「良かった~」

「ありがとう~」

「どういたしまして~
じゃあ私…もう帰らなきゃ
ダメだから …バイバーイ」

「えっそうなの?」

「うん」

「バイバイ…梨琉」

「うん!バイバイ」

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