~Lion Kiss~
私は食材を買い込んで、來也のマンションへと帰った。

買ってきたそれをテーブルに置くと、冷蔵庫へと入れる。

……なんだ私は。

お母さんか。

いや豪華なマンションだけに家政婦さんか。

『…取り敢えず帰ったら聞いてみ。ライオンのプロフィール。知らないなんて不自然でしょ』

ホントだよね。

來也が帰ったら……聞いてみようかな、年齢とか……。

フッと視線をあげてリビングを見回すと、部屋の隅に私のスーツケースが置きっぱなしになっていた。

中の服は來也がクローゼットの半分を提供してくれて、シワになるような服だけはハンガーに掛けさせてもらった。
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