~Lion Kiss~
なんで?!なんでよ、やっぱりそうなの!?

「じゃあな、マヒル」

…………。

惨めだ。

惨めすぎる。

何でこんなことになるのよ。

どうして!?

どうして私ばかり、辛い目に遭うの!?

再びスマホが鳴った。

『マヒル?来月の桂治の誕生日パーティーなんだけど』

「か、花音さん……」

『ん?!マヒル?!きゃあ、泣いてんの?!』

ワアワアと、我慢できずに私は泣いた。
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