~Lion Kiss~
*******
一年後。
「マヒル、マヒルと会えなくなるのが淋しい!」
声を押し殺すようにアイシャが眉を寄せて言った。
ここはマレーシアの首都、クアラルンプール。
ダイヤモンド・オーロラホテルのGフロアのバーで、私は仲良くなった現地スタッフを含めた数名で、ささやかなお別れ会の二次会を開いていた。
同じ日に帰国する海外勤務チームの江藤さんと川上さんはまるっきりの下戸で、一次会の後帰って行った。
ああ、このバーは、本当に素敵だ。
薄暗く、青を主流とした間接照明はまるで海の中を思わせるようで、凄く幻想的だ。
クリスタルのテーブルもとてもゴージャスで、私は何度もその縁を指でなぞった。
店内はうるさくなく、それでいて静かすぎず、とても雰囲気がよい。
「ねえ、マヒル」
一年後。
「マヒル、マヒルと会えなくなるのが淋しい!」
声を押し殺すようにアイシャが眉を寄せて言った。
ここはマレーシアの首都、クアラルンプール。
ダイヤモンド・オーロラホテルのGフロアのバーで、私は仲良くなった現地スタッフを含めた数名で、ささやかなお別れ会の二次会を開いていた。
同じ日に帰国する海外勤務チームの江藤さんと川上さんはまるっきりの下戸で、一次会の後帰って行った。
ああ、このバーは、本当に素敵だ。
薄暗く、青を主流とした間接照明はまるで海の中を思わせるようで、凄く幻想的だ。
クリスタルのテーブルもとてもゴージャスで、私は何度もその縁を指でなぞった。
店内はうるさくなく、それでいて静かすぎず、とても雰囲気がよい。
「ねえ、マヒル」