~Lion Kiss~
なんなのよ、もう!

「女豹ちゃん、真朝ちゃん、あ、間違えたマヒルちゃん、今から独り呑み?それとも彼とデート?」

無駄にデカイ男が、私を頭の上から爪先まで見た後、ニヤリと笑った。

迫った眉の下のクッキリとした眼がこっちを見ている。

よく見ると、いや、よく見なくても見えたけど、來也の隣にはこれまた見上げるほどの長身の男性が立っていて、私を見て軽く頭を下げた。

類は友を呼ぶってやつなのか。

なんだ、この男前二人組は。

「お前もしかして、宮代行く気なの?」

私は來也を見上げて社交的に微笑んだ。

「相澤さんは?」

「俺達はもち宮代。こいつが彼女にフラれたから、元気付けてやろうと思ってさ」
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