俺だけ見てろよ。~幼なじみに恋してる~
それは大きなハエのおもちゃ。


どこから出したのかわからないけど、見た目がグロくて、気持ち悪い!


うしろに飛びのいた瞬間、レオはイチゴをフォークで差し、


あっという間に口に入れてしまった。






『あ……あたしのイチゴ……』


『お前のじゃねーだろ。もともと、ウチのだし』


『そ……んなぁ』


ヘヘッと笑いながら、モグモグと食べるその顔が憎らしい。


< 56 / 344 >

この作品をシェア

pagetop