君とのキスの意味
宮前の目を見ながら、ゆっくりと言い、最後にニコッと笑った。

宮前は、なぜか頬を赤く染めながら「はい!」と大きく頷いた。

「ところで、宮前君。この事、誰にも話してないよね?」

「はいっ!大丈夫です!あっ!・・・いや・・・」

宮前の、目が泳ぐ。

「・・・誰に、話した?」

「えっと、その・・・」

「宮前君?」

「その・・・水野君に・・・」

「・・・水野君?」

片眉が、ピクッと上がる。

「っ!でも、水野君、俺が話す前から知っている感じでしたっ!」

なんで・・・よりによって、水野君!?

「水野君だけ?」

「はい?」

「話したのは、水野君だけ?」

「はいっ!誓って、水野君だけですっ!」

「宮前君が見た事は、誰にも言わないように」

「了解しましたっ!」

額に手を当て、宮前はなぜか敬礼のポーズをした。

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