切れた・・絆

•••綺麗な瞳


やっと、病院につくと
真飛がいて、びっくりしたが
私を抱き上げて院内へ

お母さんは、クスクスっ笑っていた。
後で、
「真飛さんも、あんなに
焦った顔をするのね」
って、言われた。

見てみたかったかも····

痛みと、真飛の姿を見て
顔まで見ていなかった。

診察したら、やはり子宮口が
開いていて、私と真飛は、
分娩室に入った。

なんどか、痛みに耐える
真飛は、汗を拭いたり手を
握ってくれたり····

すると····大きな波とともに······
   『オギャアっ』と
元気な声‥‥‥

先生から
「きれいな、男の子ですよ。
おめでとうございます。」
と、言われて
私の胸に抱かせてくれた。

本当に可愛くて
真飛の顔をみると
今までに見たことないくらい
愛おしい顔をしていた。

先生が
「では、パパにも抱っこして
もらおうか。」と。
真飛の腕に赤ちゃんを。

すると、真飛は赤ちゃんに頬ずりを

赤ちゃんも嬉しかったのか
目を開き······

真飛が·····
「佳希、こいつ、綺麗な瞳をしてるぞ。」
「えっ、」見せてくれた。

私は、絶句した
赤ちゃんは、緑の瞳をしていた。
正しく、心だ。

でも、真飛は、
「ハーフみたいで、格好いいし
本当に綺麗だ、俺の自慢の息子だ。」
と、言ってくれたから

私は、
「ありがとう、ありがとう。
本当に、きれいだね。」
と、言った。

お母さんは、そばで泣いていた。
お父さんも来てくれた。
星野の両親も来てくれた。

両家の両親達は、
中々、顔合わせが出来なくて
病院が初対面となり
挨拶したり、されたりして、
話しこんでいた。
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