切れた・・絆
•••連絡
真飛は、病室に入ってきて
「佳希、ちびの名は、
星野 輝飛(らいと)だ。
俺も親父も< 飛 >の字が入っている。
一緒だ、いいか?」
「うん、ありがとう。
輝飛君だね。
とっても、可愛くて格好いいね。」
と、涙が溢れた。
「まったく、よく泣く奴だ。」
と、私にキスをしてくれた。
私は、真飛の首に腕をまわし
もっと‥‥と催促。
「だから、煽るな。」
と、言いながら
何度も啄むようにキスをしてくれる真飛
両家の両親は、話が弾み
食事に行ったみたいだ。
「佳希、疲れただろ
今日は、ゆっくり寝ろ。」
「うん、ありがとう。
真飛、一人で大丈夫?」
「ああ、でも、佳希が
いないと、寂しいな」
「わぁっ、貴重だね。
あのクールな星野先生が、寂しいとか。」
「お前な。俺だって、
好きな女には素だろ。」
と、言われて、今度は真っ赤に
なる私だった。
「本当に、忙しい奴だな。」
「もう、真飛のせいじゃない。」
「クスっ、はいはい、わかった。
俺の性だな。」
って、言いながら私の頭を撫でてくれた。
お産で疲れた佳希は、
直ぐに眠りにおちた。
俺は、ある人に電話をして
「○○産婦人科に、直ぐに来い。」
彼は、15分位でやってきた。