空を照らす向日葵
家族全員が寝坊して、パンを加えながら疾走してきたというキミは、疲れたあと僕の寝そべっていた場所に寝そべってしまった。
「気持ちいーい」
「初っ端からサボるの?」
遅刻するまで寝ていたのに、キミは背伸びと一緒に巨大な欠伸を一つした。
女の子なんだから少しは恥じらおうよとは面倒なので言わなかった。
「あなたのお陰でもういいかなあって」
「僕が原因って聞こえるね」
「出会えたんだから遅刻して良かったって意味ですよ」
随分とポジティブなキミに、僕は溜息をついた。積極すぎて、理解出来なかったんだ。
でも、キミは。