チョコレート×キャンディ
「おぉ、遅れてごめんな。起立ー」
結局桜井君がいないまま、朝の会が進み、授業の時間も過ぎていった。
「ねぇ、まだ戻ってきてないじゃん! どうなってんの?」
休み時間になると、みんな口々に言い出す。
他のクラスの子も、ザワザワ騒いでいる。
たぶん白川さん達もまだ戻ってきてないんだろう。
「と、とにかく! 体育だから着替えよ! 次1、2組と合同だしっ」
小岩井君がみんなに言うと、私達は着替えるために教室を出た。
「え、今日タイム計るの!?」
……知らなかった。
今日が体力テストの日なんて。
「いいじゃん。里美、運動神経いいんだしぃ」
「そんなこ…「あの二人カッコよくない!?」
千香ちゃんと話していると、同じクラスの子の話し声が聞こえてきた。
声が向けられている方向を見る。
あ、あの人……。
白川さんと一緒にいた……!
少し前に見た顔が目にはいる。
「あれって石田君と金堂君、だよ……ね?」
結局桜井君がいないまま、朝の会が進み、授業の時間も過ぎていった。
「ねぇ、まだ戻ってきてないじゃん! どうなってんの?」
休み時間になると、みんな口々に言い出す。
他のクラスの子も、ザワザワ騒いでいる。
たぶん白川さん達もまだ戻ってきてないんだろう。
「と、とにかく! 体育だから着替えよ! 次1、2組と合同だしっ」
小岩井君がみんなに言うと、私達は着替えるために教室を出た。
「え、今日タイム計るの!?」
……知らなかった。
今日が体力テストの日なんて。
「いいじゃん。里美、運動神経いいんだしぃ」
「そんなこ…「あの二人カッコよくない!?」
千香ちゃんと話していると、同じクラスの子の話し声が聞こえてきた。
声が向けられている方向を見る。
あ、あの人……。
白川さんと一緒にいた……!
少し前に見た顔が目にはいる。
「あれって石田君と金堂君、だよ……ね?」