幸せって、なに
 「お母さん、二百五十万円も払えるの?
私やっぱり高校行かないで働く。
少しずつなら返せると思うし。
おばさんに対する今までの恩を
仇で返す様な事をしちゃいけないよ。」

眠ったと思っていた美沙希が
まだキッチンに居た私に話しかけた。

晩御飯の時に
今日の出来事を隠せないと思って話したのだった。

「美沙希は心配しなくていいのよ。
高校も大学も行っていい就職して!
お母さんはその方が嬉しいから。」

「大学行ったからって
いいところに就職出来るとは限らないよ。
中学出て、何処かで修業した方が
将来的にはいいかも知れないよ。」
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