エリート同期は意地悪がお好き
エッチした後、疲れきった私は、事もあろうか、裸のまま眠ってしまっていて。

…ていうか。

「…つ、司も」
「…ん?…あ〜、朱莉とお揃い♩」

お揃い♩〜!じゃなーい!!

「と、とにかく、服を着ようかな」
「ダメ」

私の言葉は即刻却下。

「しゃ、シャワー浴びたいなぁ〜」
「可愛く言ってもダメ」

…人を苛めて遊んでいるな?

私は、司をキッと睨んだ。

「そんな赤い顔で睨んでも、離さないよ。…やっと、朱莉の全部を俺のモノにしたのに」

「…」

…司は、知ってる。

…司の笑顔に私は、逆らえない事を。

…惚れた弱みというやつ。と、諦めるしかないみたい。

「…今日が日曜で良かった」
「…ぅ」

そうでした。今日は、日曜日。
何時迄もこうやってても、なんの問題もない。
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