忘 恋
十二章  新たな出発
ホテルの部屋に入ると
バラの花束と、ケーキ、シャンパンと
置いてあり、粋な計らいだと
留衣は‥‥。

「雫、愛してる。
今から先、いろんな事が
あるだろう。
でも、いつでも俺がそばに要ることを
忘れないでくれ。
俺は、雫がいてくれる
それだけで、幸せなんだ。」
「うふっ、ありがとう、留衣。
私も心から、愛してる。
一度失った貴方と、結婚する
事ができた、この奇跡に
感謝するばかりよ。」
と、言うと

留衣から、優しいキスが
あちこちに‥‥‥
「ぅん‥‥る‥い‥」
「しずく、俺の雫、愛してる。」
舌を絡めとられて、吸い上げられ
膝が、ガクッとなると
留衣に抱き上げられ
距離が近くなるから
いっそう、キスをされて
そのまま、寝室に運ばれた。
「るい、シャワー‥‥‥‥」
「あとで‥雫が欲しい‥‥」
と、ワンピースのファスナーを下ろされ
下着もストッキングも脱がされ
生まれたままの姿に
留衣も、全て脱ぎ

まだ、青くアザが残った
私の体を優しく抱きしめ
唇から、首筋に‥‥
そして、胸先へと
愛撫され、あちこちに赤い花がさきみだれ
片手は、胸をもみ上げ
片手は、太ももを撫で上げ
雫の中心に入りこむ。
雫は、たまらずに
「あぁっ‥‥‥ぅん‥‥」
と、体がしなる。
「しずく‥‥あぁ‥しずく‥」
留衣が、しずくの中に入り
「うっ‥‥‥んっ‥」
「はぁっ‥しずくっ‥‥‥きも‥
        ‥ち‥‥いい‥‥」
「るっ‥い‥‥‥」
留衣は、激しく腰を打ち付け

「るいっ‥‥もうっむり‥」
と、腰が上に逃げる‥が
留衣から腰を引き下げられ
隙間がないほど密着され、
尚‥突き上げられて
頭が、真っ白になった。
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