世界の中心でアイを叫んだのに【B L】
「さて、そろそろ今日の分を始めるとするか。」
「…はい、お願いします。」
「勉強からはいるのは面白くない。
まずはお互いのことを知ってからだな。
…ちょうどいい、零央、仕事部屋を貸してくれないか。」
「駄目だ、そこは鍵がかかる。」
「じゃあ鍵のかからない寝室でやれと?」
「…っ、リビングでやればいいだろう?」
「それじゃあ集中できない。
俺も柴乃ちゃんも。」
「…わかった、俺の部屋を使え。」
「どうも♪」
こうして僕は、初めて零央さんの仕事部屋に入った。
うわぁ…
零央さんの匂いでいっぱいだ。
胸が苦しい。
ドキドキ言ってる。
カチャッ
…?
今なにか、音が…
「柴乃ちゃん、改めて今晩は。
哉守寛臣です、ヒロって呼んでね。」
「柴乃です、今日からよろしくお願いします哉守さん。」
「…はは、さっそく反抗かな?
先生には従うものだよ。」
「先生?」
「そう、俺は君に物を教えるから先生、教えられる側は生徒。
柴乃ちゃんは生徒なんだ。」
僕は生徒…