続☆妄想少女と標的君






「もしもし水原?昨日は、ゴメン。びっくりさせて。実は、」



「大丈夫!私、覚悟ならできてる!その女の人のことが、好きに…なっちゃったんでしょ…?」



すると電話越しに上田くんの深いため息が聞こえた。



ドキリと心臓が強く跳ねた。



浮気を知られてしまってめんどくさいとか思ってるのかな?



もしかして本当は私はただのキープであって、キープの私が真実を知ってしまったから、苛立っているのかもしれない。



あぁ、人って変わってしまうのね。



彼に恋をして、彼の傷に触れて、彼を癒して二人で幸せになりたいって思っていたのに。



二股をかけられて傷を負ってしまった彼は、そのことでどれほど傷ついてしまうのかわかっているから、同じようなことするはず無いと思い込んでいた。




馬鹿みたいだね…




「水原、俺の好きな人は」




「ゴメン聞きたくない。バイバイ」




無理矢理通話を終了させた。



喧嘩をしたのも、無理矢理通話を切ったのも、全部これが最初で最後だった。






< 15 / 15 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

こっち向けよ
いなな/著

総文字数/61,817

恋愛(純愛)226ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
俺がずっと見てた なんでも知ってる 悪いところも 良いところも きっと誰よりも いっぱい知ってる。 たとえ俺のモノにならなくてもいい ただそばにいられるなら… そう思っていた。 アイツに取られるまでは…! 悔しさだらけの片思いラブストーリー、始まる─── START 2014.03.26_
妄想少女と標的君【完】
いなな/著

総文字数/22,271

恋愛(ラブコメ)124ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
なかなか誰も来ないひとりぼっちの教室で、一番最初に出会ったクラスメートの男子。 初めは『イケメン』ってだけで近づいたけど… 妄想が止まらなくて、にやける自分が恥ずかしい! 妄想力ハンパない女子高生とイケメンでシャイなクラスメートの男子の、純粋な恋です。 続編は非公開にしています。 ***************** 素敵なレビュー、感想 ありがとうございます! きぢとら 様 s華様 ***************** PV数10000突破 ありがとうございます!
吹かれて
いなな/著

総文字数/665

恋愛(その他)7ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
風は好きだよ。 だからこそ、飛ぶんだ─ ─START & END_2015.2.13─

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop