もう愛情を求めない
私たちみたいな人間の価値は、アイツらにはわからないのだから。



自分で機嫌を損なわせてしまった私は、今日1日不機嫌だった。


 

放課後になると、バイト先へと向かう。



「ママァ~!」


店に入ろうとする前に、女の子が泣いている。



きっと転んで打ち付けた膝が痛むのだろう。


『義母さーん』


女の子を見てか、つい昔の自分を思い出してしまった。



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