もう愛情を求めない
私が住む家は普通の広さではあるが、快君家の近くにあるらしい。


だから今みたいに行きたいと思えばすぐに行ける距離。



快君は本当にいい人だ。


どうして彼の部屋に母さんたちがいたのかわからないが、またいつか訊こう。



もう一度本当の母さんと父さんで暮らせるとは思っていなかった。



今度こそ本物の幸せを感じつつ過ごしていくんだからね。










ありがとう、五十嵐快斗。










♢END♢
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