七色の明日


そしてお姉ちゃんがアメリカにいく日………



「おはよう」

「あー、香織おはよう。」


お姉ちゃんもう、アメリカに行くのか……
あっというまだったな。


「じゃあ、香織、同居人連れてくるわね」


えー。もう。心の準備が……


「お邪魔します」

ふーーーー。

よし、


「こんにちは!?」

そういった瞬間私は目を見開いた。



だってそこにいた男の子は、すごく美形だったから。


これが世にいう、『イケメン』というやつだ。


「彼は、佐伯柊くん。
私の知り合いの弟なの。」




「佐伯柊です。」

「栗原香織です。」


「じゃあ、柊くんに、部屋案内してあげて。」


「はーい」



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