七色の明日
*第二章*


なんで、なんで、よりによって美玲なの?

あの日美玲が言っていたこと、それは
































『私、佐伯くんのことが好きなんだ。』





















私は頭が真っ白になった。



『ねぇ、協力してくれる?』


本当はいや。だけど、私の大切な親友だから……



『もちろんだよ。』



私は、初めて偽の笑顔をつくった。


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