14年目の永遠の誓い
あとがき
14年目のハルとカナ、2人の物語、いかがでしたか?



「12年目の恋物語」で恋人同士になり、「13年目のやさしい願い」で絆を深めた2人が、今作では夫婦になってしまいました。



書きたかったのは、「諦める必要なんてない」ということ。

「強く願い、諦めることなく行動すれば、願いは叶う」ということ。



病気だからとか、相手に迷惑をかけるからとか、弱った姿を見せたくないからとか、そのような感情から身を引く女の子の話をいくつも読みました。

それは確かに、小説として読むと、とても美しくも感じられます。



でも、どんなに過酷な現実が待っているとしても、本当に深い絆で結ばれている2人なら、結ばれても良いのではないか?

むしろ、結ばれて、一番苦しい時期を共に過ごし、共に乗り越えるべきではないか?



そう感じてもいました。



本編にも出てくる誓いの言葉、


「健やかなるときも、病めるときも、

喜びのときも、悲しみのときも、

富めるときも、貧しいときも、

これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、

その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」


正に、この言葉を体現する2人を書きたいと思い、この作品を綴りました。



この作品を読んでくれたあなたの心に、一つでも何かを残すことができたなら嬉しいです。


最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!



もしよかったら、かんたん感想で、あなたの感じたことを教えて下さい。

今作では、連載の途中から、何人もの方がかんたん感想を残して下さいました。
この作品に、こんな感想を持ちながら読んでくれているんだと思うと、本当に嬉しく、書き続ける原動力を頂きました。

もし、感想ノートやレビューに、この作品への感想や想いを残して頂けたら、本当に、本当に嬉しいです。
いつも、頂く感想やレビューに励まされて、作品を書いております。



元々5部作で書くつもりだった「12年目の恋物語」のシリーズですが、3作目の今回、やけに区切りのよい形で終わってしまいました。

残り2作に手をつけるかどうかは、まだ分りません。

ただ、既に書きためているシーンもあるため、いつかきっと、何かの形でハルとカナの物語を書き綴ることになるだろうと思っています。



その時は、ぜひまた2人に会いに来て下さい。



2015年10月30日  織音♪



■□■ シリーズ紹介 ■□■


・「12年目の恋物語」1作目(長編)

・「初デート」番外編(1)(短編)

・「規格外の恋物語」番外編(2)(短編)

・「13年目のやさしい願い」2作目(長編)

・「14年目の永遠の誓い」3作目(長編)★本作


 ※よかったら、合わせてお読み下さい。(#^_^#)
< 228 / 228 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:55

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

パパの浮気現場

総文字数/3,205

恋愛(ラブコメ)5ページ

表紙を見る
若社長は面倒くさがりやの彼女に恋をする

総文字数/144,650

恋愛(純愛)192ページ

表紙を見る
13年目のやさしい願い

総文字数/161,884

恋愛(純愛)423ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop