キミガスキ、
「じゃあ、行ってきまーす!」

「いってらっしゃい~」


元気に戸をあけて学校に向かう将輝の後ろ姿を見送った





将輝―…






私にとって大切な存在。


大切な






たった一人の家族…











まだ、このときは―――



< 32 / 48 >

この作品をシェア

pagetop