恋の魔法と甘い罠~おまけSS
だって会社内で晴希さんと付き合っているなんて知られたら、怖くて出勤できなくなってしまうもん。


きっと妬まれて、嫌がらせをされて、虐められる……。


それを想像するだけで、ぶるっと身震いがした。


それほど晴希さんは女性社員から人気があるから。


といっても、想像しているだけで、実際はそんなことはないのかもしれないけれど。



「別に俺は付き合ってることを言ってもいいんだぞ」


「え!」


「言っちゃう?」


「い、言わなくていい!」


「は?」



あたしがあまりにも必死に否定したからか、晴希さんは眉を寄せる。



「俺と付き合ってるって知られたくない?」


「え……うん」


「……」
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