恋の魔法と甘い罠~おまけSS
けれどすぐにあたしの方へ真っ直ぐな瞳を向けてきた和泉さん。



「……紗羽が泣いてたのは、俺がちゃんと好きなヤツを見つけたから……だと思う。

大学んときから、望みなんてひと欠片もなかったのに、俺がずっと紗羽のことを忘れられないのを知ってたから。

やっとそこから抜け出せたのを見て、ほっとしたんじゃねーかな。俺、マジでしつこかったし」



そう言って苦笑する。


けれどその理由さえ面白くないなんて、あたしの心狭すぎる。


だって、しつこいほどに想われていた紗羽さんが羨ましい……なんて思ってしまうんだもん。


やっぱり、嫉妬しすぎだよね。
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