恋の魔法と甘い罠~おまけSS
まあ確かに、腹ん中の赤ん坊のことを“人間”とは言わないか。


つーか、話が逸れちまったけど、俺はただ玲夢の身体を心配してたっつーか。


こんなに笑われてしまったら、今さらそれを言うことができなくて。


無意識にいじけるように俺は顔をそらす。


そしたら玲夢は一旦笑うのをやめて、今度はやさしく微笑みながら俺の顔を覗き込んできた。



「ありがとう」


「ん?」


「晴希さん、心配してくれたんだよね?」


「……」
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