恋の魔法と甘い罠~おまけSS
「俺というものがありながら、他の男と結婚の約束をするとはどういうことだ?」


「え!」


「そんなこと許さねぇからな」



晴希さんの表情は怒っているのか、冗談で言っているのかわからないほどに無表情で。



「でも! 柊晴だよ!?」


「柊晴だって男だろ?」


「そ、そうだけど」


「ちゃんとわからせてやろうか?」



そう言いながらじわりじわりと距離を詰めてくる晴希さんに、あたしは柊晴を抱いているから身動きひとつできなくて。



「な、何を?」


「玲夢には俺しかいねぇってこと」


「ええっ! そ、そんなの、もうわかってるよ!」
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